強迫性障害診断

この「強迫性障害診断」は自分自身の心の状態を数値で測定して強迫性障害の傾向をセルフ診断することが出来ます。
ここでいう「強迫行為」とは、自分の意思に反して強迫的な考えが繰り返し浮かんできて抑えようとしても抑えられず、そのような考えを打ち消そうとして無意味な行為を繰り返すことです。

全10問で、チェックにかかる時間は1分程度です。

強迫性障害(OCD)とは

強迫性障害とは、自分でも意味がないことだと分かっていても、自分の意に反してそのことが頭から離れず強迫的な考えが繰り返し浮かんできて抑えようとしても抑えることができない(強迫観念)、またそのような考えを打ち消そうとして無意味な行為を繰り返し(強迫行為)してしまう症状のことです。

  • 不潔だと思えて過剰に手を洗う
  • 戸締まりや火の始末を何度も確認せずにいられない
  • 特定の数字や縁起にこだわりすぎる

などの不安やこだわりが度を超してしまい日常に支障が出ます。

強迫性障害はもともと几帳面、完璧主義、頑固、倹約家などの強迫的な性格な人に多くみられ、特別なきっかけがなく徐々に発症している場合が多く、また、3割近くがうつ病を併発していて、社会不安障害やパニック障害も1割ちかく併発すると言われています。

強迫性障害診断について

この強迫性障害診断は強迫性障害の診断尺度として実際に精神科、心療内科で広く使用されている「エール・ブラウン 強迫観念・強迫行為尺度(Yale-Brown Obsessive Compulsive Scale)」を元に分かりやすく作成したものです。
全10問の質問に回答することによって強迫性障害の状態を数値化し、客観的に強迫性障害の傾向を測定することが出来ます。